馬耳湯風(ばじとうふう)

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help リーダーに追加 RSS 大原孫三郎

<<   作成日時 : 2006/05/22 21:24   >>

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岡山県倉敷市には行ったことがなくこの本を読むまでは名前しか
聞いたことのない「大原美術館」の歴史も所蔵品のことも全く
わかりませんでした。

この本とは「わしの眼は十年先が見える 大原孫三郎の生涯」
(城山三郎 著)です。

小説としては今まで読んだ城山三郎の中ではやや物足りなさが
残りますが、大原孫三郎や大原總一郎という人物のエビソード
が物足りなさを補って余りあると思います。

大原美術館という地方の小都市に美術に詳しくない私でも知って
いるセザンヌやミレー、ルノワール、モネとかあるし、さらには
東北の棟方志功まであるのには驚きました。

そしてこのような所蔵品をアメリカは知っていて戦争下において
世界的な美術品を焼いてはいけないと倉敷市は空襲の対象からは
外されたと言われています。


大原美術館のサイトの「美術館の歴史」というページに美術館の
歴史の他、大原孫三郎の業績も紹介されていますのでご覧下さい。

http://www.ohara.or.jp/200511/jp/2_history/menu.html

小説を読んでその内容を紹介するのは最小限にとどめたいと思い
ますがどこかの団体の会長のように一企業のことだけ考えている
ような経営者や財界人とかにこの大原孫三郎の爪のあかを煎じて
飲んでいただきたくなる小説ですね。

わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯





わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯 (新潮文庫)

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