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映画が見たいと思えばいくらでもテレビで観られるし、レンタルでDVDでも 借りてくれば良いのですが、それが面倒なんです。 はるか昔に父親や時には近所の人に連れられて映画館に行くことがなによりの 楽しみだった体験がそうさせているのかも知れません。 高校生の時に授業を抜け出して観た映画はほとんど覚えていますし、初めて 東京に行った時に観た映画は「ダーティハリー」というように映画館で観た からこそ記憶にあるのかも知れませんが、二階席から観ていた渋谷の全線座も とっくに無くなっていてこれが寂しいですね。 テレビは東京オリンピックの時にようやく我が家に入りましたがそれ以前の 娯楽は「映画館に行くこと」でした。 小学校に入る前の私にとって映画のストーリーはわからなかったことも多い はずなのに時代劇などはいろんな俳優とか場面が鮮明に記憶にあります。 市川雷蔵主演の「忍びの者」は白黒の暗い画面がかえって迫力を増していて ドキドキしながら見ていましたね。 黒沢作品はなぜか椿三十郎ただ一本だけですが、血が噴き出す決闘シーンや 椿の花びらが流れてくるところなんか今でも覚えています。 ただ、当時の映画でもカラー(総天然色)はありましたが私自身は白黒の映像の ほうが記憶に残っているのは映像技術というかカメラマンが上手かったのかも 知れませんね。 忍びの者
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