鳴子峡メモ(2)

鳴子峡メモ(1)の続きです。
http://yukemuri.at.webry.info/200801/article_11.html

遊歩道の安全対策を考えていく上で当然土木工事も考える必要があると
思います。
また、単なる落石防止の土木工事では鳴子峡の景観が損なわれてしまい
ますから景観保全を配慮した工法は必須条件です。

国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)というデータベースシステムで
検索してみました。

NETISホームページ
http://www.kangi.ktr.mlit.go.jp/EvalNetis/NewIndex.asp

工種で検索して共通工 → 法面工 → 地山補強工

この中で現状の鳴子峡に当てはまると思われる技術名称と概要は下記の通り。

1.岩盤接合補強(RRB)工法
不安定な岩塊を特殊モルタル(RRB材)を用いて、地山と一体化させ安定
させる
巨石、岩盤などの落石・崩落対策に適用できる。
国立公園などの景勝地で、周辺環境・景観に配慮した対策を行うことが
できる。
他対策工施工時の安定確保ができ、効果の併用性に優れるため、補助
工法として適用できる。


2.斜め写真による詳細図化解析
主にヘリコプターから斜め空中写真を撮影し、詳細図化を行う
岩盤形状、浮石規模、オーバーハング状況など崖面の微地形が50cmコンタ
により把握でき、任意の位置で縦横断、水平図面図が作成できる。
アクセスの困難な斜面や、災害直後の崩壊地など現場の立ち入りが困難な
場所において敏速に詳細地形図、断面図の作成できる。


DKボンド工法
専用材料DKボンドモルタルを使用し、落石の恐れのある巨岩・岩盤・岩塊の
亀裂部を接着・充填し、各個岩片の重心を後背移動させることにより全体の
安定性を向上。
景観保全地域=景勝地や国立・国定公園内など景観保全と来訪者の安全に
留意しなければならない、国立・国定公園内の歩道整備工事。
急崖斜面や高所=大型機械が搬入できない箇所での落石防止工事。


*リンクについては「著作権等について」という注意書きに基づき大臣官房
技術調査課宛に電話連絡しました。
http://www.kangi.ktr.mlit.go.jp/RenewNetis/DownLoad/Copyright.pdf


鳴子峡にヘリコプター
画像



このテーマまだ続きます。









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鳴子峡メモ(3)
Excerpt: 鳴子峡メモ(2)の続きです。 http://yukemuri.at.webry.info/200801/article_13.html
Weblog: 馬耳湯風(ばじとうふう)
Tracked: 2008-01-27 20:05

鳴子峡メモ(4)
Excerpt: 鳴子峡メモ(4)です。
Weblog: 馬耳湯風(ばじとうふう)
Tracked: 2008-01-31 20:27

鳴子峡メモ(5)
Excerpt: 鳴子峡(宮城県大崎市鳴子温泉)の管理について
Weblog: 馬耳湯風(ばじとうふう)
Tracked: 2008-02-19 12:48

鳴子峡遊歩道(鳴子温泉)
Excerpt: 鳴子峡大谷川沿いの遊歩道は昨年の10月に発生した落石事故のため 現在は閉鎖されていますが、紅葉時期に向けて大崎市は一部区間の 通行と大深沢沿いの遊歩道を整備するということが報じられました。
Weblog: 馬耳湯風(ばじとうふう)
Tracked: 2008-05-13 14:06