宮城県鳴子温泉と馬について

かつて大崎市鳴子温泉は馬とかかわりながらその歴史を刻んできました。

鳴子温泉早坂牧場
大崎市鳴子温泉 早坂牧場

ハイフレンドトビンの2009
ハイフレンドトビンの2009/早坂牧場(2010年1月27日撮影)


慶長18年(1613年)伊達政宗が支倉常長をローマに遣わした際にアラブ馬を持ち込んだと
言われており、当時馬はご禁制だったため鳴子の奥地である鬼首で隠しながら生産した
とされています。

その馬の子孫は明治天皇の御料馬「金華山号」大正天皇献上馬「玉鳴号」皇室献上馬の
「温烈号」という明治大正時代の名馬になりました。


金華山号像(木彫り 後藤貞行作)
金華山号
鳴子温泉鬼首 荒雄川神社例大祭ご開帳時撮影
荒雄川神社
http://www.panoramio.com/photo/25606843

玉鳴号像
画像
みちのく精水工場所蔵


現在「玉鳴号」は生産者の遊佐家が製造販売している「天然温泉水」の名前として
親しまれています。

天然アルカリイオン温泉水「玉鳴号」
http://www.naruko.jpn.org/tamanarugo/
http://www.naruko.jpn.org/tamanarugo/

また、馬術の名手でありオリンピック馬術競技に選手監督として出場し「遊佐馬術」と
いう本も著している遊佐幸平氏も鳴子生まれです。(昭和32年鳴子町名誉町民第一号)

遊佐馬術



幸平閣下(鳴子ではこのような愛称で呼ばれています)は小さい頃学校から帰るとすぐに
馬と遊んでばかりいて馬乗りにかけては大人顔負けだったという話を聞きました。

そしてこの遊んでいた馬というのが「玉鳴号」の母馬だったそうです。

こうした古くからの馬産地である鳴子では川渡温泉で馬市がありその期間はセリに参加
する人達で大層賑わったそうですが、今はその馬市も廃止になり、競走馬の生産も写真
の早坂牧場さんの他数件だけになってしまいました。
斉藤牧場
http://yukemuri.at.webry.info/200710/article_1.html

農業の農耕馬としてだけではなく林業でも山から伐採した木の運搬に馬そりが使われて
いました。

奥の細道で芭蕉が詠んだ「蚤虱 馬の尿する 枕元 」という俳句はこの地域が馬と共に
一つ屋根で生活していたことに対する芭蕉のカルチャーショックが詠ませたのではと推測
しています。
芭蕉句碑
http://www.panoramio.com/photo/25453844

1955年の映画「幻の馬」に出演した騎手一郎役の遊佐晃彦氏も鳴子出身です。

ブログ馬耳湯風がお馬さんのことを書き出すと止まらなくなるのでこのへんで・・・m(__)m

幻の馬(レース前夜)

http://youtu.be/xgvH-JWg0kA


幻の馬(ダービー当日)

http://youtu.be/g6DWIeiDFXU

私にとっては1999年12月19日阪神競馬場そして2005年6月12日。。。







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